アメリカで、フルタイム主婦

ふつーな主婦が送る、カリフォルニアでのチャレンジな日々。

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プロフィール

Katie

Auhtor:Katie


カリフォルニア
S.F.ベイエリア在住
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雪道ドライブのトラウマ

今週末はプレジデント・ウィークで連休になるため、
ベイエリアではレイク・タホへスキーに行く人も多い。
タホは有数のスキーエリアで、ベイエリアからは車で5~6時間ほどのところにある。
我が家もたいてい年末に一度、スキー旅行に行っていたのだが、
今年は年末も行かなかったし、他にも一切スキーの予定はない。
それは雪道ドライブに深いトラウマがあるからだ・・・。

昨シーズン、正確に言うと2004年の暮れだが
我が家ではクリスマスから大晦日にかけて、恒例のスキー旅行にでかけた。
ロッジを借りて自炊しながらのんびりスキー三昧の数日を過ごすのだ。

自炊なので荷物もすごい。スキー道具のほかに食料品、飲料水、
クーラーボックスや炊飯器、ホットプレートまで一切合財持って行く。

前半はまあまあのお天気だったが、後半はストームが来て大雪が降った。
そのため最終日はスキーをあきらめて終日ロッジで過ごすことになった。
それはまあいい。家族でトランプやゲームをしてのんびり過ごし、
それはそれでまた楽しかった。

そして翌日は大晦日。チェックアウトの日である。
昨日までのストームが一転して朝からいい天気。
だが夕べまでに降り積もった新雪が車を埋めてしまった。
車だけでなく、ロッジのドライブウェイも除雪されてない。
一般道は一晩中除雪車が活動しているおかげでなんとか走れる状態には
なっているが、ロッジのドライブウェイはロッジの管理会社の管轄である。

夫がオフィスに電話して除雪車の手配を頼んだが、
「いつになるかわからない」とのこと。
仕方なくドライブウェイから一般道に出るまでの10メートルあまりを
夫と二人、スコップを手に膝上まである雪を掘って掘って堀りまくった。

そして1時間後、朝の10時ごろであろうか。
やっと車を掘り出して一般道に出し、さあこれから車で5分ほど離れた
オフィスにチェックアウトしに行こうという途中、
交差点で前の車に追突してしまったのだ。

信号が青に変わり、前の車に続いて発進したのだが、
反対車線から曲がってくる車に気を取られていた夫は
前の車が交差点の真ん中で止まったのに気づくのが遅れた。
「まっ、前、前、まえ~~っ」と私の絶叫で夫はすぐに急ブレーキを踏んだ。
が、大したスピードは出ていなかったにもかかわらず、
タイヤがロックして止まれずにそのまま「がしゃん」と突っ込んでしまったのだ。

相手の車はハマー(H2)だった。
ハマーがいかに頑丈かは装甲車のような外見をみれば容易に
想像はつくのだが、実際ぶつかってみたらやっぱり頑丈で、
相手は全くの無傷だったのである。

ちょっとマッチョなハマーのドライバーが車から降りてきた。
夫は慌てて車の保険証などを取り出そうとしている。
私も車から飛び出して、首の後ろをさすっているハマー氏に
「Are you okay…?」恐る恐ると声を掛けた。
うかつにsorryは言えないけれど、とりあえず誠意を見せなければ。

ところがハマー氏は、「Yeah, I’m okay.」といいながら自分の
車の後部を確認し、パッと見ただけで「It’s okay,」と手を振ると、
こちらの名前も聞かずにそのまま走り去ってしまったのだ。
「あの、えっと・・・?」
彼を引き止めるつもりは毛頭ないのだが、
これから展開されるであろう様々なシチュエーションを想像していた
私たちにとっては、まったく拍子抜けするようなあっけなさだった。

が、ホッとしたのも束の間、振り向けばポツンと取り残されたのは
変わり果てた我が家のミニバン・・・

ハマーの車高が高いため、こちらのミニバンのバンパーには当たらず、
逆にハマーの後部バンパーがこちらのラジエータを直撃した。
ボンネットは三角に折れ曲がり、ラジエータはくの字にへこみ、
なにやら黄色い水がボタボタたれている。
白い煙が立ち昇り、あたり一面に焦げ臭い匂いが・・・。

誰も怪我をしなかったから良かったものの、
夫は頭を抱え込み、娘は怖さのあまり静かに泣いている。
むろん私も茫然自失だ。
夫はなんとか気を取りなおしてAAAに電話をするが、こんな日は
あっちでもこっちでも事故のオンパレードらしく、
「タホエリアは4~6時間の遅れがあります」というテープが
むなしく流れるだけでオペレータにすら電話が繋がらない。
相手の車も行ってしまった今となっては警察を呼ぶ必要もなく、
まさに孤立無援、絶体絶命の大ピンチなのだった。
(AAAは、大雑把に言うと日本のJAFのようなもの)

長くなるので続きます


 落ち着いて調べてみると、ラジエータがすっかりいかれてしまったものの
エンジンそのものは何とか動くようだ。、
ならばこれからどうするべきか、よく考えなければならない。

私は、事故現場からも程近いKings Beachという湖畔の町に留まるほうが
いいのではないかと主張した。この町はカジノとタホ観光がメインの
小さな町で、車の修理工場などはないだろう。だが、宿泊先ならありそうだ。
もしここを離れてしまうと山道に入り、次の町は20マイル先のTruckeeだ。
そこまでたどり着けるのか。もし途中で完全に立ち往生してしまったら?
AAAも当てにならず、助けてくれる人もないまま夜を迎えることになったら、
私たち一家は全員、車内で凍死だ。

だが、Truckeeの方が町の規模としては大きい。修理工場もあるかもしれないし、
レンタカーも借りられるかもしれない。やはり少しでも前進するべきなのか。
最終的には夫の決断で私たちは次の町、Truckeeを目指すことにした。
オーバーヒートしないように何度も止まってエンジンを冷やす。
途中で渋滞に巻き込まれた。いつもだったら忌々しい渋滞も、
今回ばかりはなんとなく心強い。

だが、せいぜい時速15マイル程度のスピードで走り、
20分おきにエンジンを冷やすために止まるのだ。
こんな状態でどうやって家に帰るのか。
この先ハイウェイにのって峠を越えなくてはならないのに。

夫は依然として錯乱状態のままひたすら自分を責め続けた。
彼も途方に暮れているのだ。
そんな夫を、娘が一生懸命なぐさめている。
私も「大丈夫、絶対なんとかなるって!」と繰り返した。
実際、本当にそう思っていた。なぜかわからないが、
夫ならきっと何とかしてくれるに違いないと信じていた。
こういうと何やら他力本願のように聞こえるが、これでも私は
いざという時の夫の底力には全幅の信頼を寄せているのである。
第一、そうでなければとても海外生活など送れたものではないのだ。

が、それとは別に、実は私は心の中で密かに祝杯を上げていた。
というのもこれまでに
「車を買い換えたい私」「買い替えなんてとんでもない夫」
との間で長年にわたる攻防があったのだ。
だがこれで決着はついたも同然だ。
今回ばかりは夫も観念するしかないだろう。

さて、4時間あまりかかって、やっとTruckeeの町に無事たどり着いた。
そこまでの道中、私たちはいくつかの方策を考えていた。
まずTruckeeの町で目指したのは、何年か前に一度泊まったことのあるホテルだった。
時刻は午後3時半すぎ、冬の陽ざしは早くも傾き始めている。
ひょっとしたら今日はこの町から出られないかもしれない。

フロントで空き部屋を確認したら、幸い今晩の宿は確保できそうだった。
さらにフロントで事情を話し、タウンページなどで調べてもらって
この町の修理工場やレンタカー会社などの情報を集めた。
その結果、修理をやってくれそうなガソリンスタンド
自動車の修理工場(ボディショップだったかもしれない)、
そしてレンタカー会社の3か所に当たってみることにした。

最初に行ったのはガソリンスタンド。
だが、大晦日でしかも既に夕方、おまけになんだか混み合っていて、
私たちへの対応は冷たかった。
何の収穫もないまま、道に迷いながらやっと訪ねたボディショップは、
年末のせいか閑散として人の気配もない。
最後にショッピングセンターの一角にあるレンタカー会社にたどり着いた。
4時半ごろである。何度も言うが大晦日。もしかしてお休みかも・・・という
最悪の予想に反して、オフィスは開いていた。

さて、私たちがレンタカー会社で借りたかったのは、
ミニバンを牽引できるような車、ピックアップトラックとか、
それこそハマーとか、とにかく馬力のある車だ。
なにせスキー道具プラス所帯道具の一切合財を持って帰らなければならない。
人間だけが乗れればいいわけではないのだ。
ところがレンタカー会社の窓口にいた男性は、私たちの状況に
いたく同情を示してはくれたものの、いま手元に残っているのは
たった一台、普通の乗用車しかないという。

これを聞いたとたん、いままで「何とかなる」と信じ続けてきた私も
さすがにガックリと力が抜けてしまった。もう日も暮れてきたし、
お腹もすいている。そういえば今日はランチもスキップしてしまった。
朝の雪かきの疲れも出て、もうこれ以上どうしていいかわからない。
万策尽きたのだ・・・。

すると私たちの激しい落胆の色を見て、レンタカーの窓口氏が
救いの手を差し伸べてくれた。
知り合いの修理工場を紹介してくれるというのである。
何件か電話をかけてくれて、やっと一軒、これから行ってもいいという
ところを見つけてくれた。場所を教えてもらい、私たちはそこへ急行した。
行ってみたらまたしてもひと気のない雰囲気だったが、今回は飛び込みではない。
初対面ではあったが、レンタカー氏の紹介があるのだ。これは心強かった。
そうこうしているうちに、エンジニアらしき人がやってきた。

親切そうなエンジニア氏は、私たちの車をすぐに見てくれた。
そして彼がいうには、これは応急処置でなんとかなる問題ではなく、
修理するにはまずラジエータそのものを取り替える必要がある。
さらに凹んだボディを元に戻さなくてはならず、すぐに出来る修理ではない、
時間もかかるし経費もかかる、とのことだった。

いったいどうすればいいのだろう。
今さら大金かけてこの車を修理するのは私たちの(私の?)意に反するし、
もとより修理のために家から200マイルも離れたこの場所
車を置いていくのは現実的ではない。荷物だってあるのだ。
私たちはまたしても途方に暮れてしまった。
(200マイルは約320キロ、東京-名古屋くらいの距離だろうか)

するとエンジニア氏がこう言いだした。
「この車は家までTowing(レッカー移動)したらどうだい?」
え、そんなことできるのだろうか?
それはまったく願ったり叶ったりだが、AAAは来てくれないのだ。
この期に及んでレッカー手配など、一体どうすればいいのか。
するとエンジニア氏が事もなげに言ってくれた。
「知り合いに電話してやるよ」

数分後、エンジニア氏の電話一本でレッカー車がやってきた。
こうして私たちの車は荷物ごと搬送されることになり、
夫は先ほどのレンタカー会社に電話して、最後の一台である乗用車を
予約した・・・。

Truckeeの町で、ホテルのフロントから始まったわらしべ長者のような道のりは、
わずかな望みと人様の好意のおかげでついにここまでたどり着いたのだった。

途中で何度かあきらめかけたものの、とにかく最後は何とかなった。
お互いに励ましあい、心を一つにして乗り切ることができた。
家族が無事で全員揃っていれば、怖いものは何もないのだ。
この得がたい経験は、家族の絆をより深くしてくれたと私は信じている。
これぞ海外生活の醍醐味ではないだろうか。

そして我が家に新車がやってきた。
だからやっぱり当分は、雪の降るところには近寄りたくない・・・かな。

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COMMENT▼

うわぁ 大変でしたね。旅行先で車に何かあると本当に どうしようって困ってしまいますよね。はらはら ドキドキしながら読みました。
我が家も ヨセミテで 車が故障したことがあるんですよ。
そのときのこと 思い出しました。
でも 本当に無事に帰ってこれてよかったですね。

本当に、よく帰ってこられたなあと今でも思います・・・。
でもラッキーなことに誰も怪我しなかったし、車も新しくなったしで
結果オーライでした。
だけど、我が家は当分スキーに行くことはなさそうです。
せっかく張り切って道具をそろえたのにナ・・・v-223

私も

私も息子とTahoで大雪の中、事故りました。その時は、レンタカーを借りて日帰りでスキーを楽しむべくTahoに行ったのですが、早朝出発の疲れと、慣れない雪道で、朝9時頃Tahoエリアに入った所でブレーキの誤りから車がスピン。車は、後方から路肩に落ちました。運良く、木が一本支えてくれて崖になっていた路肩から完全に落ちずには済みました。そして、それから警察AAAなどありとあらゆる方法で、レンタカー屋に新しいレンタカーを持ってきてもらい、翌朝2時に帰ってきました。スキーは出来ずに息子には大変な思いをさせてしまいましたが、運良く、他人に衝突することも無く、体も無事。又、その日に限ってレンタカーのFULL Insuranceに入っていたお陰で(むしの知らせとはこのことです)車も弁償する必要が無く、金銭的には、殆ど被害が
ありませんでした。その年、姉を亡くしていたので、姉が助けてくれたとしか言いようの無い出来事でした。思い出すだけでもおぞましい出来事ですが、どんなピンチでも何とかなるもんですね。

ジロリさん、こんにちは!
それはそれは大変でしたね~!
それにしても、一本の木が支えになって崖から落ちずに済んだとは、まさに奇跡的!想像するだけで こちらまでゾッとしてしまいます。
おまけに身体も無傷で金銭的にも痛手なしとくれば、本当にお姉様のご加護としか思えませんよね。
それにしても翌朝のご帰宅、本当にお疲れ様でした。
我が家も何とかピンチを乗り越えて帰ってこられましたが、おかげで忘れられない一日となりました。

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