アメリカで、フルタイム主婦

ふつーな主婦が送る、カリフォルニアでのチャレンジな日々。

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聖パトリックとは何者か (改訂版)

3月17日は聖パトリック・デイ(St. Patrick Day)ですね。

この聖パトリックとは一体何者か、
実は昨年もこのブログで取り上げているのですが
今年はその改訂版をお届けしたいと思います。

え、それって手抜きじゃないの?

という声も聞こえてきそうですが、、、
昨年の記事にはちょっとした訂正事項もあったりするので
まあその辺をまとめなおして、ついでに最近入手した写真もつけて
書き直したということで、
昨年も読んでくださった方には申し訳ありませんが
どうぞお許しくださいね。
(重複するため、昨年の記事は削除いたしました。)

さて、この聖パトリック・デイとは
アイルランドゆかりのイベントなのですが、
なぜかここアメリカでもこの日はバレンタインの次にくる
イベントということでさりげなく盛り上がってます。

この日はグリーンがテーマカラーで、何か緑色のものを身に着けていないと
誰かにピンチされる(つねられる)こともあるんですよね。
お気をつけ下さいまし。

むかし娘がプリスクールで グリーンに着色されたミルクを飲んでいて
「うわー毒々しい~」と思ったことがありますが、
巷でもSt. Patrickにちなんだグリーンのものや、
クローバーをモチーフにした飾りがいろいろ売られています。

そんな聖パトリック・デイ、
実は娘の家庭教師をしている女性がアイルランド人なので、
彼女に本場アイルランドでのSt. Patrick Dayについて聞いてみました。

St. Patrick Dayって一体何の日?
そもそもSt. Patrickとは何者なんでしょうか。

St. Patrickとは人の名前であり、St. Patrick Dayとは彼の亡くなった日だそうです。
なぜ彼が有名かというと、アイルランドにキリスト教を広めた
功績によるらしいんですね。

キリスト教以前のアイルランドは太陽とか月とか火とか水とか、
自然のあらゆるものに神様がいると信じられていたそうなのですが、
彼の活動によりキリスト教徒の国になりました。

St. Patrickはウェールズ生まれ(現在は英国の一部)といわれており
(これには諸説あって、実際には不明だそうです。)
彼は子供のときに捉えられて奴隷としてヒツジの面倒をみるために
アイルランドに連れてこられたといわれています。

それがどういう成り行きからか、St. Patrickはアイルランドに
キリスト教を広める活動を始めました。
そのときに布教のシンボルとして使われたのが 
アイルランド人にとって身近な植物である
三つ葉のクローバー(shamrock)です。


クローバーの葉の一つがFather(God:神様)、
もう一つがSon(神の子であるキリスト)、
残る一つがSpirit(魂)
を表しているというわけであります。

それ以来 三つ葉のクローバーがアイルランドのシンボルになりました。




ほら、ちゃーんとクローバーを持っているでしょう。

これは、Mission SanJoseという古い教会のなかに
展示されていた聖パトリック像です。

Missionとは、カリフォルニアの歴史を語る上でとても重要な
歴史的建造物でして、カリフォルニアのあちらこちら、
合計21箇所のMissionが残されています。
この聖パトリック像が展示されているMission San Joseは、
サンフランシスコ・ベイエリアのFremontという街にあります。
(Missionについては、できればまた別の機会にご紹介しますね。)


ところで聖パトリック・デイには、誰もが何かしらグリーンのものを
身につけることになっていますが、それはアメリカだけの話で、
アイルランドではグリーンの何か、ではなく
本物のクローバーを身につけるそうです。

また、この日アイルランドでは学校もお休みになり、
みな教会へ行きます。
パレードなんかもあって、それは楽しい一日なんだそうです。
大人たちはグリーンビア(グリーンに着色されたビール)
を飲むんですって。

ちなみに、グリーンを身につけていないとピンチされるというのは
アメリカだけ。アイルランドではそんなことはしないそうですよ。


それと、もう一つSt. Patrickの功績と言われているもの。
それは 

He got rid of the snakes.

つまり彼がアイルランド中の蛇を追い出した、ということなのですが、
事実アイルランドには今でも蛇がいないそうなんです。

おそらく「追い出した」というのは単なる言い伝えで、
島国アイルランドにはもともと蛇がいなかったのでしょう。

もちろん本当に彼が一人で国中の蛇を退治したなんて
たとえアイルランド人であっても誰も信じてはいないんですけど、
今でも冗談でそのことを口にする人は多いそうです。

でもって先ほどの聖パトリック像、よく見るとですね。。。




なんと彼の持っている杖の先には蛇が絡まってるんですよ。。。
・・・うーん、芸が細かい。

ところで余談ですが、
同じくアイルランドゆかりの伝説の妖精、レプラコーン。

アメリカでは聖パトリックと関連があるように
考えられているそうですが、
アイルランド人である娘の家庭教師の先生によると、
彼らは友人でもなんでもない赤の他人。
単にアイルランド出身というだけで
一緒くたにされている節があるんですって。


以上、生粋のアイルランド人から聞いた
聖パトリック・デイについてのお話でした。
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COMMENT▼

Katieさん、こんにちわ。
セントパトリックスデーはいかがお過ごしになりましたか?
こちらも必ずローカル・ニュースで報道はされるのでパレードはあるなんですが、いちども行った事がないんですよ、私達。
一年中ある行事や催し物の中で一番身近に感じないのがこの日の様な気がします・・・
何だかアイリッシュ・オンリーって感じになってしまう・・・

春休みで帰省していた次女はアイリッシュ系のお友達の所に遊びに行ってご馳走になったそうですよ。

梓の小鳥さん、こんにちは!
聖パトリック・デイ、確かに私にとっても今ひとつ盛り上がらないイベントです。せいぜいグリーンの服を着るように気をつけるくらいでしょうか。。。着ていないと娘にしつこくピンチされるので(汗)
お嬢さんがご招待されたというアイリッシュのパーティ、どんなご馳走が出たのかちょっと興味あります~☆

さすが博識のKatieさん、感心して読んでしまいました。アイルランド系のお祭り、と言うくらいしか知りませんでしたよ。
我が家のお隣はグリーンカラーでにぎやかですので、きっとアイリッシュ系!お茶菓子をもって聞きに行ってこようかな?

atlkazさん、こんにちは!
・・・博識だなんて、とんでもない!そんなこと全然無いんですよ(汗)
たまたま娘の家庭教師さんがアイリッシュだったわけでして。。。
でも、聖パトリックから話はそれますが、同じ英語を母国語とする民族でも、国が違えばコトバの使い方も違うということが具体的に分かってとても勉強になります。アメリカ英語だけが英語ではないし、もちろんアメリカが世界の全てではないということが、彼女と接することで自然と娘にも伝わっていくんじゃないかなーと期待している部分もあるんですよ。

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